神奈川の動物保護センターより引き出しました。
人が好きで好きでしょうがなくて、ただそばにいさせてほしい。すこし仲良くなったら抱っこしてもらっていつも近くにいたい。できればお口を舐めさせてもらえればもっと嬉しい。撫でてくれたらもっともっと嬉しい――。
預かり宅に来て、今のところ彼の望みはこれだけのようです。ツヤツヤと美しい毛をなびかせて短い足で一生懸命追いかけてくる姿はとても健気で愛らしいです。
性格は非常に穏やかで「僕が一番！」というような我の強さは全く見られません。性質を映し出した優しい目をしてこちらの様子をいつもそっと静かにうかがい、目が合えば飛んで来ます。かといって臆病なわけでも気が弱いわけでもなく、男性にも子供にもふさふさとしたしっぽを思いっきり振ってご挨拶ができます。
また大きな犬に対しても怖れることなくお腹を見せて「抵抗の意思なし」と上手に表現できます。小型犬とは一緒に遊びたいようなそぶりも見せ、犬同士の付き合いも上手にできるようです。
夜間就寝時やお留守番時にはクレートに入る、トイレシートで大小ともにできる、おもちゃ以外のものを噛んだりしないなど、室内で暮らすルールはほぼマスターしています。
今のところ警戒吠えや要求吼えもいっさいないので、すぐに家族の一員として迎え入れることができるでしょう。
今後預かり宅で暮らすうちに彼の素顔がもっとわかってくると思います。預かり日記でお知らせいたしますので楽しみにしてください。
まだ若く元気いっぱいの男の子ですから、たくさんお散歩をしてくださる家庭を希望します。室内飼育が条件です。
