ベリー(推定5~7歳・♀)キャバリア

神奈川県動物保護センターからの保護犬です。小ぶりな女の子で経産犬です。

今までケージの中などの限られた狭い空間で過ごしてきたらしく、外を極端に怖がりました。後足の歩く力が弱いようで、レントゲンの結果、両足とも膝蓋骨内側脱臼でしたが、痛みはないようです。

引き出し後1ヵ月半を過ぎた現在は、脱臼の頻度も徐々に改善されてきています。外れてもまたすぐに戻るようで、室内フリーで過ごす分にはまったく問題はありません。

センター収容時は排泄物が絡まった毛玉だらけで、劣悪な環境にいたことを伺わせました。ほとんど無表情で吠えることを忘れていたかのようでした。現在は預かり家族限定ながら不器用に甘えるしぐさを見せるようになり、可愛いです。日々の生活では要求の少ない子です。

排泄は室内フリーでは完全ではありません。ケージでの留守番中は、出してくれるまで待てます。

センター収容中に右目を負傷してしまい8/31現在点眼の治療中です。犬種として高齢になると心臓病の発症率が高くなるなど、いろいろとリスクの多い子ですが、後ろ足や目の回復状況を預かり日記で確認のうえ、これまでの大変だったことを忘れて穏やかに日々を過ごせるようなご家庭からの応募を期待します。

室内飼育が条件です。