神奈川動物保護センターからの保護犬です。
姉妹もしくは親子と思われる5頭で捨てられてセンターに収容されました。なかでもこの子はいちばん発育が悪く、痩せて骨だらけの体に爪は伸び放題で歩くのも難しい状態でした。ただただ怯えて震えてました。
引き出した当日は感情をすべてなくした様子でしたが、数日で目は輝き、犬らしい声を出し動き回る姿を見せてくれました。
小さな体で骨状態の姿から、決して幸せな過去は想像できませんが、幼い子犬のようなあどけなさをもち、誰もが愛おしくなる健気な子です。
子犬時代に必要な栄養が与えられなかったのでしょう、脚に多少の成長不良が見られますが、これからの栄養ある食事と適度な運動によって、なんら支障なく日常生活が送れるはずです。小型犬には多いパテラはあるようです。
この子にとって、これからの生活がスタートとなり、躾も何もかもがこれからです。トイレは驚くほどの早さで覚えてきています。
室内飼育が条件です。※現在顔の鼻筋横にデキモノがありますが、ダニがいたことなどから、掻き壊したキズが体力の低下から腫れてるのだろうと診断されています。