横浜市動物愛護センターからの保護犬です。まだ遊びたい盛りの子供で、あどけないしぐさがとてもかわいい男の子です。
和犬の雄としては珍しいほどの甘えん坊で、膝に飛び乗ったり、頭をグイグイ押し付けて精一杯の愛情表現をしてくれます。
神経質なところは見られませんが、少し臆病でかなりの慎重派です。今はこれまでの経験不足を補うため、たくさんの初めてのことに一生懸命挑戦しています。「これは何？危なくないの？嗅いでみよう、ちょっと舐めてみようか？」と小さな胸をドキドキさせている様子は、見ていて微笑ましいものです。
性質は穏やかで争いごとを好まず、常に一歩後ろでそっと静かに状況を見守っているような佇まいは、幼年であることを感じさせません。
室内での生活は初めてのようでしたが、預かり宅のルールはすぐに覚え、室内トイレも2日ほどでマスターしました。人の言うことを理解しようとする気持ちがあり、理解できる能力を持っている、とても賢く気立ての良い子です。
温厚な性質をそのままに、たくさんのことを経験させて大切に育てていけば、かけがえの無い素晴らしいパートナーになるでしょう。
2012年4月11日に右後脚の先天性膝蓋骨脱臼の矯正手術を受けました。外科的処置は成功し、骨は正常な位置にはまりました。現在は右後ろ脚に筋力をつけ、4本の脚をしっかり使って歩く練習をしています。普通の生活をする上で不便なことはすでに何もありませんが、まだ数か月間は激しい運動や長時間の歩行は控えた方が良いでしょう。
室内飼育が条件です。
