神奈川県動物保護センターからの保護犬です。
後ろ脚の歩様がたよりなく、たまによろけたり、腰砕けになって座り込むなどの症状が見られました。股関節形成不全を疑いましたが医師の診断では、まだ子犬でもあることから現時点で確定することは難しく、普段の生活において状態を観察しつつ、成長を待って改めて検査等を受けることが望ましいとのことです。
預かり宅に来た直後は、人間に対する恐怖心と警戒心が顕著でしたが、そこは柔軟性に富んだ子犬のこと、次第に周囲に慣れ、徐々に子犬らしい無邪気で微笑ましい行動を取るようになってきました。
それでも根本的なところでは臆病なのでしょう、まだ様子を窺うようなビクビクした態度を見せたり、人の方から近付いていくと緊張してオシッコが出てしまうというところも見受けられます。新しい環境に馴染むのに少し時間のかかる子なのかもしれません。安心して心を解放できるよう、無理せずゆっくりと様子を見ていきたいと思います。
ボーダーコリーは、犬の中では頭の良さがピカイチと言われている犬種です。人を見て判断し行動するので、今後のトレーニングが必須です。
子犬は手がかかりますので、時間に余裕があり、愛情たっぷり、それでいて甘やかさない飼育ができるご家族に適しています。長時間のお留守番があるご家庭には不向きです。
また前述のように、今後足の手術という可能性もあるかもしれませんので、そのことについてもすべて受け入れるお気持ちのある方からの応募をお待ちしています。
室内飼育が条件です。