神奈川県動物保護センターからの保護犬です。
小さな体の毛の状態はひどく、過酷な環境にいたと想像されました。引き出し当初よりまったくといってよいほど吠えません。
吠えて主張や要求をすることをあきらめているかのようでした。しかしビビりというわけではありません。人に対しては臆することなく陽気にふるまい、他犬にも静かに挨拶ができます。
以前の生活は一般的な家庭犬としての暮らしではなかったようにも推測されますが、時間とともにダックスのオスらしく相当活発な性格になっています。
外見の可愛らしさに負けずにきちんとしつければすばらしい家庭犬になるでしょう。排泄は散歩ですることが多いですが、サークルの中でもできます。
フィラリア陽性ですが、症状が出ておらず日常生活には影響ありません。心雑音もひどくないことから、通常のフィラリア薬投与で数年で陰性になるだろうとの医師所見です。
長期にわたる栄養不良も疑われます。毎年のフィラリア検査をはじめとして、この子の全身状態に対する細やかで愛情深いチェック＆ケアをお願いいたします。
室内飼育が条件です。
