横浜市動物愛護センターに飼育放棄として連れてこられた猫のラテちゃん。綺麗な茶トラ白模様で、毛ぶきも良くふかふかの被毛が特徴です。
性格
人に対してはまだ警戒心があり怖がりな面もありますが、おとなしくて穏やかな女の子です。
保護後のシャンプーや爪切りのときは、怖くてカチコチに固まってしまったものの、人に対して威嚇したことは一度もありませんでした。
慣れてくるに従って、実は撫でられるのが好きな様子も垣間見えてきました。まだ怖さの方が勝っていますが、撫でられる心地よさを知っているコです。
預かりボランティアさん宅への移動当初は、ソファの下や本棚の隙間に入ってじっとしていたそうですが、まもなく室内を散策するようにもなったそう。ひとりになると躊躇なく新しい場所を探索していたので、脱走の配慮は欠かせません。
慎重でありながら、好奇心も持ち合わせている様子のラテちゃん。ゆっくりゆっくり新しい環境に順応してくれようとしています。
ごはん
環境の変化に慣れるにつれて、食欲が出てきました。朝晩2回のごはんをしっかり食べてくれています。
ドライフードもウェットフードもどちらも食べますが、味は魚系より肉系の方がお好みのようです。
トイレ
基本的な生活スペースがケージであり、たいていはケージ内のトイレできちんとすることができます。ケージの外に設置しているトイレでは、まだ排泄していません。
一次保護宅、預かりボランティアさん宅では、ケージの扉を開けて室内フリーにしていたときに、人の布団の上で排泄したことがあります。
柔らかい布物でするのが好きみたいで、トイレを覚えるまでは寝具やクッションなどは片付けたり、ガードした方が安心です。
留守番
ケージの中で落ち着いてひとりで過ごすことができます。現状では誤飲や粗相はないので、安心してお留守番してもらえます。
他の猫との関係性
一次保護宅では隔離生活、また預かりボランティアさんのお宅には先住動物がいないため、センターから引き出して以降は猫をはじめ他の動物と接していません。そのため、動物づきあいを見る機会がない、というのが現状です。
センターでは他の猫に対して、特に好きでも嫌いでもない様子だった、と伺っています。
一次保護宅では部屋の外にいる先住猫が鳴くとよく高い声で返事をしており、少し興味を示していました。
健康状態
血液検査、エコー検査の結果、特別な異常はありませんでした。尿石はなく、腎臓もきれいです。
右後ろ脚に少しだけ脱毛している箇所がありますが、特にかゆがっていないので、現状は問題なしとして経過観察しているところです。
あと、ごく軽いアゴニキビが見られました。こちらも念のため様子を見ています。
募集概要
- 募集番号:203nc
- 仮名:ラテ
- 猫種:Mix
- 性別:メス(避妊手術済み 2024年3月12日)
- 年齢:推定5歳
- 毛色:茶トラ白
- 体重:約4kg
- マイクロチップ:済み
- 3種混合ワクチン:済み(2024年2月9日)
- 白血病ウイルス(FeLV):陰性(2024年2月9日)
- 猫エイズ(FIV):陰性(2024年2月9日)
- WOOD灯検査:陰性(2024年2月9日)
- 糞便検査:陰性(2024年2月12日、10月2日)
- 駆虫:ミルベマックス投与済(2024年2月11日)、アドボケート投与済(2024年10月1日)
- 血液検査:異常なし(2024年9月30日)
- お見合い場所:神奈川県川崎市