神奈川県動物保護センターからの保護犬です。同じ月齢の♀と同時に放置されていました。
後ろ脚の歩様がたよりなく、たまによろけたり、腰砕けになって座り込むなどの症状が見られました。股関節形成不全を疑いましたが、レントゲンでは確認できませんでした。まだ若齢で骨格ができあがっていないということもあり、診断の確定はもう少し成長しないと無理なようです。
性格は、初めて会う人に対してとても慎重です。今まで外の世界をあまり見てこなかったのでしょう。ずっと一緒だったであろう女の子と離してクレートに入れると、キャンキャン吠え続けましたが、諦めたらおとなしくクレートで休めます。
犬には嬉しそうに寄って行きますが、人は怖がっていました。小さな体で、精いっぱい環境の変化に順応しようとしている姿はけなげでなりません。
預かり家庭で心のリハビリが始まっていますが、すでに子犬らしいやんちゃな部分を見せているようです。
ボーダーコリーは、犬の中では頭の良さがピカイチと言われている犬種です。人を見て判断し行動するので、今後のトレーニングは必須です。
子犬は手がかかりますので、時間に余裕があり、愛情たっぷり、それでいて甘やかさない飼育ができるご家族に適しています。長時間のお留守番があるご家庭には不向きです。
また前述のように、今後足の手術の可能性もあるかもしれませんのでそのことについても、すべて受け入れるお気持ちのある方からの応募をお待ちしています。
室内飼育が条件です。