(2025年2月5日追記)
マロンはトライアルへと進むことが決まりましたので、一旦、里親募集を停止させていただきます。
飼育放棄として横浜市動物愛護センターに持ち込まれた13歳・オスのトイプードルを引き出しました。毛の色にちなんで「マロン」と名付けました。
とにかく人間が大好き!なおりこうさんで、お世話主だけでなく散歩で出会った人にもきちんとあいさつできます。
人間が好きすぎて、とにかくそばに寄ってこようとするその距離感が近く(笑)、ときに「も~、ジャマ~」となってしまうくらい。そんなマロンの里親さまを募集します。
性格
超がつくほどの甘えん坊さんで、常に人の後を付いて回ってきます。
後を付いて回るだけなら良いのですが、人の進行方向に先回りしていることもしばしば。蹴飛ばしてしまわないように注意が必要です(笑)。

ごはん
ドライフードだけでもペロリ。好き嫌いなく、なんでもよく食べます。
お腹がゆるくなりやすいので、相性のよい食べ物を探っているところです。
散歩
どれだけ歩いたら疲れるんだろう…?と興味を持ってしまうくらい、本当によく歩きます。現在は1時間以上の散歩を朝晩2回、楽しんでいます。
歩いている途中で強く引っ張ることはなく、拒否犬化してしまうようなこともなく、とてもおりこうさんに散歩してくれます。


トイレ
おしっこ・うんちともに室内・屋外ともにできる派です。室内トイレの認識もあり、室内でするときはほぼ、トイレでしてくれます。
現状は、おしっこの回数が頻回だったり、ポタポタと垂れることもあったり…で、時と場合によりマナーベルトを着けて過ごしてもらうなどしています。
また、うんちの回数も多く、ときにゆるいことも。下痢をしたこともありました。そのため、フードの種類や量を調節して整腸作用のあるサプリメントを服用しており、うんちの状態は安定してきています。
また、ときに食糞をすることもあります。
マーキングについて
現在の保護宅では室内でマーキングします。先住犬のいない預かりボランティアさんのお宅ではマーキングが見られなかったので、同居犬の影響がありそうです。
留守番
人間大好き!ではありますが、人がいないからといって暴れたり吠えたりすることもなく、ケージの中でおとなしく過ごせます。

他の犬との関係性
攻撃的になったりマウンティングしたりといった行動はしません。保護後に一緒に暮らした犬たちに対してもそうですが、散歩時に出会う犬に対しても、吠えかかったりすることはありません。
自分から他の犬に近づいていくぶんには良いけれど、来られるのはあまり好きではないみたいで、すーっと避けるときがあります。“適度な距離感”が心地良いみたいです。
健康状態
関節や筋肉などに問題はなくむしろがっちりした体格で、それが散歩時の元気の源になっているようです。
パテラなど脚のトラブルもありません。

一方で、13歳という年齢なりに内臓機能が低下してきており、また耳も少し聞こえにくくなってきているようです。現状で、内臓機能について獣医師より指摘をいただいた箇所は以下の通りです。
- 膀胱のあたりに腫瘤(できもの)がある
- 肝臓機能が若干、低下している
- 歯石が付着している
1.膀胱のあたりに腫瘤(できもの)がある
エコー検査の結果、膀胱のあたりに腫瘤(できもの)が認められました。まだエコー検査だけの状況のため、それが良性のものか悪性のものかの判別はついていません。
うんちやおしっこの回数が多いのも、この腫瘤が膀胱や結腸を圧迫していることが原因と見られています。
今後、改めて検査をして、マロンの体力を鑑みながら状況や必要に応じて手術をする可能性があります。
2.肝臓機能が若干、低下している
投薬が必要なレベルではないものの、血液検査でALPの値が少し高めに出ており、年齢なりに肝臓機能の低下が見られます。
横浜市動物愛護センターにいた頃、約2週間にわたってウルソ錠を投薬していました。※現在は投薬していません。
3.歯石が付着している
年齢なりではありますが、若干の歯石の付着が認められます。

その他の留意事項
噛むことがある
これまでに噛んだ(噛もうとした)状況と具体的なシチュエーションは、以下の通りです。
- 食べ物(とマロンが認識しているもの)を取ろうとしたとき
- ニオイがついたフードの缶が入っていたゴミ箱を片付けようとしたとき(ゴミ箱を執拗に気にしていた)
- 室内でしたウンチを片付けようとしたとき(食糞しようとしていた)
- フードが入っている引き出しを閉めようとしたとき(引き出しに勢いよく顔を突っ込んできていた)
- テンションが高いときに何かをされる
- 散歩時に汚れてしまった足を洗うために抱っこしたとき(拭くだけであれば噛みません)
(ウンチも含めて)食べ物と認識しているものに対しての執着が強く、その反動として“噛む”につながっているのかもしれません。
また、食べ物を想像させる“音”にも注意が必要で、フードの袋やビニール袋などのカシャカシャする音でも興奮してテンションが上がってしまいます。
特に、エネルギーが発散できていないときに噛もうとするようです。このような状況下では、マロンのその時のテンションを観察していただき、注意深くご対応いただく必要があります。
現状では、1日2時間以上の散歩と室内でのノーズワークでエネルギーを発散していて、興奮したり、噛もうとすることはありません。食べ物への執着もだいぶ和らいできました。
マロンは、朝はケージの中で、人が起こすタイミングまでおとなしく寝ています。そしてケージを開けると、頭と体を保護主にスリスリして控えめに甘えてきます。
日中は保護主の仕事を邪魔することもなく、デスクの隣に置かれたベッドでぐっすり寝ています。散歩の時間になれば、公園でも街でもどこでも嬉しそうに、活き活きと歩いています。
こんなマロンの13年間の歴史を暮らしの中で受け止めてくださる、そんなご家族のお迎えを楽しみにお待ちしています。
募集概要
- 募集番号:200n
- 仮名:マロン
- 犬種:トイプードル
- 性別:オス(去勢済み)
- 年齢:13歳
- 毛色:アプリコット
- 体重:約5kg
- マイクロチップ:済み
- 狂犬病ワクチン:済み(2024年6月29日)
- 混合ワクチン:済み(2024年7月18日)
- フィラリア検査:陰性
- 糞便検査:陰性
- 血液検査:済み(2024年8月21日)
- お見合い場所:神奈川県横浜市
応募条件
13歳と高齢ということもあり、年齢制限を「70歳未満」とさせていただきます。加えて、「噛む」という気質があることを鑑みて、事故防止のために小学生以下のお子さまがいるお宅はNGとさせていただきます。
また、お住まいのエリアに関しても範囲を広げます(神奈川県横浜市の保護宅から車で片道3時間程度)ので、気になる方がいらっしゃいましたら一度、ご相談ください。
詳細はこちらのページでご確認ください。
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