飼育放棄として横浜市動物愛護センターに持ち込まれた13歳・オスのトイプードルを引き出しました。毛の色にちなんで「マロン」と名付けました。
とにかく人間が大好き!なおりこうさんで、お世話主だけでなく散歩で出会った人にもきちんとあいさつできます。
人間が好きすぎて、とにかくそばに寄ってこようとするその距離感が近く(笑)、ときに「も~、ジャマ~」となってしまうくらい。そんなマロンの里親さまを募集します。
性格
超がつくほどの甘えん坊さんで、常に人の後を付いて回ってきます。
後を付いて回るだけなら良いのですが、人の進行方向に先回りしていることもしばしば。蹴飛ばしてしまわないように注意が必要です(笑)。
ごはん
歯もしっかりしているので、ドライフードもペロリ。好き嫌いもなく、なんでもよく食べます。
ただし、少しウンチがゆるくなるときがあり、下痢をしたこともあります。それが移動等のストレスによるものなのか、それともフードに起因するものなのか、現状では判然としません。
そのため、フードの種類や量を調整しながら様子見している状況です。
散歩
どれだけ歩いたら疲れるんだろう…?と興味を持ってしまうくらい、本当によく歩きます。1回の散歩で1時間程度は平気で歩きます。
歩いている途中で強く引っ張ることはなく、拒否犬化してしまうようなこともなく、とてもおりこうさんに散歩してくれます。
トイレ
おしっこ・うんちともに室内・屋外ともにできる派です。室内トイレも認識はしているようですが、百発百中とはいかず、外してしまうこともあります。
また、一時保護宅ではマーキング行動もありました。引っ越し直後で環境の変化に戸惑っていたのか、当時は未去勢だったからか、はたまた先住犬のニオイに反応したからか…理由ははっきりとはしていません。
ただ、預かりボランティアさんのお宅ではマーキング行動が見られなくなっています。去勢手術が済んだからか、先住犬がいないからか…こちらもわからないですが💦、マーキングしなくなりだしたのは良い傾向ととらえています。
また、食糞することもあります。今後もトイレトレーニングを継続しますので、進捗があれば都度、ご報告します。
留守番
人間大好き!ではありますが、人がいないからといって暴れたり吠えたりすることもなく、ケージの中でおとなしめに過ごせます。
ただ、留守番中にうんちをした場合、食糞したり、またはそれを踏んで歩いたり…寝たり……(💦)といった事態は起こり得ます。
他の犬との関係性
一時保護宅の先住犬(中型・♀)に対してもそうですが、攻撃的になったりマウンティングしたりといった行動はしません。
自分より大きな犬が特に好きみたいで、ラブラドールなどの大型犬にもしっぽをプリプリ振りながらクンクンと匂いを嗅ぎに行くなど、犬付き合いは上手な方だと思われます。
健康状態
関節や筋肉などに問題はなくむしろがっちりした体格で、それが散歩時の元気の源になっているようです。
一方で、13歳という年齢なりに内臓機能が低下してきていることが、血液検査の結果から判明しています。現状で、獣医師より指摘をいただいた箇所は以下の通りです。
- 肝臓機能が若干、低下している
- 腎臓機能も若干、低下。腎臓結石の疑いもあり
- 腸内環境が崩れている
- 左目(眼球)に傷がある
- 歯石が付着している
1.肝臓機能が若干、低下している
投薬が必要なレベルではないものの、血液検査でALPの値が少し高めに出ており、年齢なりに肝臓機能の低下が見られます。
横浜市動物愛護センターにいた頃、約2週間にわたってウルソ錠を投薬していました。※現在は投薬していません。
2.腎臓機能も若干、低下。腎臓結石の疑いもあり
こちらも投薬は不要との判断ですが、血液検査の結果でリンの値が少し高めに出ています。また、レントゲン検査の結果、腎臓に結石のような影も認められました。
エコー検査はしていないため、それが腎臓結石なのか、腸にある石のような異物なのか判然としませんが、いずれにせよ、今すぐに症状に現れるような程度ではない、との見立てです。
3.腸内環境が崩れている
マロンは頻回にわたってウンチをするのですが、ゆるめ(地面にペトっと付いちゃうくらい)のときがあり、下痢をしたこともあります。
そのため、フードの種類や量を調節している他、整腸作用のあるサプリメントを与えており、現在はうんちの状態は安定しています。
4.左目(眼球)に傷がある
左目の眼球に傷があり、そのために少し多めに涙が出ている状態です。現在は、傷を治して症状を抑えるために、1日3~5回の点眼薬の投与を行っています。
5.歯石が付着している
年齢なりではありますが、歯石の付着が認められます。すぐにスケーリングや抜歯が必要な状態ではありませんが、今後もケアが必要です。
その他の留意事項
口が出ることがある
一時保護宅での出来事ですが、室内でウンチをしたとき、食糞させないためにとっさに片付けようとしたところ、軽くですが噛まれました。
預かりボランティアさん宅では、引き出しの中のフードを選んでいるときに勢いよく顔を突っ込んできたので、閉めようとしたら唸って歯を当ててきた、ということも。
そう考えると、(ウンチも含めて)食べ物と認識しているものに対しての執着が強く、その反動として“口が出る”につながっているのかもしれません。
また横浜市動物愛護センターにいた頃には、抱っこしようとしたときに口が出た、というご共有もいただいています。
本気噛みとまではいきませんが、口が出ることがある、という点だけご認識ください。
募集概要
- 募集番号:200n
- 仮名:マロン
- 犬種:トイプードル
- 性別:オス(去勢済み)
- 年齢:13歳
- 毛色:アプリコット
- 体重:約4.8kg
- マイクロチップ:済み
- 狂犬病ワクチン:済み(2024年6月29日)
- 混合ワクチン:済み(2024年7月18日)
- フィラリア検査:陰性
- 糞便検査:陰性
- 血液検査:済み(2024年8月21日)
- お見合い場所:東京都八王子市
応募条件
13歳と高齢ということもあり、年齢制限を「70歳未満」とさせていただきます。また、お住まいのエリアに関しても範囲を広げます(東京都八王子市から車で片道3時間程度)ので、気になる方がいらっしゃいましたら一度、ご相談ください。
詳細はこちらのページでご確認ください。
マロンの最新の様子
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