コナン（オス・7歳）Mix

横浜市動物愛護センターに飼育放棄として持ち込まれた、7歳のMix犬を引き出しました。名前は「コナン」。ちょっと頭が大きく見えるビジュアルからアニメのキャラクターを想像させる、愛らしい小型犬です。

ちょっぴり怖がりなところはありますが、甘えん坊で人間が大好き！初対面の翌日にはおなかを見せて「撫でて」とアピールしてくるほどです。

環境変化への慣れも早く、気の良い家庭犬として愛嬌をふりまいてくれる。そんなコナンの里親さまを募集いたします。

性格

とても陽気で甘えん坊。おそらくですがポメラニアン×トイプードルのMixと思われ、それぞれの良い特徴がしっかり出ている感じです。

人間に対する甘えっぷりだったり、“かまってちゃん”なところはポメラニアンっぽいですし、それを出さずちょっとクールな表情をするところなんかはトイプードルっぽいですし。

猫みたいに体を擦りつけきたかと思ったら、ごろんとしてお腹を見せ…みたいな日常なので、ポメラニアン気質が強いかもです。

遊びの延長なのか、散歩前に着せようとする服を噛んでぶんぶん振り回して人間が手を焼く、みたいなことが日常茶飯事です（笑）。

一家に一匹いれば、それだけで愉快な毎日。そんな生活を楽しんでいただけそうです。

分離不安について

甘えん坊の裏返しとも言えますが、少し分離不安の傾向があります。

室内から人がいなくなると落ち着きがなくなり、吠えることも。ケージの中では落ち着いて過ごせています。（留守番については後述します）

怖がり＆警戒吠え

初めての状況に対して怖がりです。そのため、聞き慣れない物音や来客に吠えることがあります。

注意を逸らせば吠え止む程度で、慣れてきた物音には徐々に反応しなくなってきています。

ごはん

好き嫌いなく、なんでもよく食べます。

特にアレルギー的な症状もないので、フード選びに悩まされることもなさそうです。

散歩

お散歩は大好きで、本当によく歩きます。保護宅で同居中の里親募集中・マロンがたいがいよく歩くコで、朝晩1時間ずつ歩いてなお、まだいけるクチなのですが（苦笑）、それについてこれる体力の持ち主です。

ただし、怖がりな性格ゆえに1匹での散歩がもしかすると苦手かもしれません。

現状は、前にマロンがいると「わーい」みたいな感じでついて行くのですが、マロンの姿が見えなくなるととたんに歩調が鈍くなることも。

また、お店やさんのエアコン室外機の音が苦手で固まってしまったり、突然あらわれる人にびっくりして飛びのいたり…など。

超絶ビビリ！というわけではありませんが怖がりであることは間違いなく、散歩が嫌いにならないように歩くルートは注意してあげた方が良さそうです。

トイレ

おしっこもウンチも、外でも中でもできる派です。室内トイレは保護宅に来た初日で認識しました。

保護後9日目で室内トイレの成功率は70％程度。室内でのマーキングが少し見られますが、これはオス犬との同居が関係しているかもしれません。現在、トイレトレーニングを継続中です。

留守番

ケージの中で落ち着いて過ごせます。初めての留守番では少し鼻鳴きしましたが、それ以降は見られません。留守番はまだ2時間しか経験していませんが、毎晩、人の就寝時に5時間ほどケージで静かに過ごしています。

ただ、フリーの状態で人が別室に行くと吠えることがあります。ケージなど狭い空間の方が安心できるタイプかもしれません。

他の犬との関係性

同居犬のマロンとは初対面から打ち解けてくれた様子。特にべったり仲が良いというわけではありませんが、ケンカすることもなく、つかず離れずな距離感で、上手に生活できています。

散歩途中に会うような犬に対してもいい感じにフラットですが、“犬による”という感じではあります。

サイズの大小に関係なく会うと震えるコもいますし、吠えるコからは逃げ惑ったことも。怖がりな要素はこんな場面でも発揮されるようではありますが、自分から吠えたり攻撃的になったりすることは、現状ではありません。

健康状態

現状、内臓面で大きな問題はなく、健康体と言って良い状態です。ただ、小型犬に多いパテラ（膝蓋骨脱臼）は有しており、左脚だけグレード2と診断されています。
※血液検査の結果、正常範囲から若干、外れている項目もありましたが、治療が必要なレベルではないと診断されています。

膝蓋骨が外れやすい状態ではありますが、歩いている最中に自分で元通りにする術は身につけており、獣医師いわく「痛みも感じていないと思われる」とのことです。

脚の筋肉もついているため、現状で歩行に問題はありません。今後のケアのためにも筋肉量は大事な要素なので、十分な散歩は今後も必要とお考えください。

てんかん発作の前歴があります

横浜市動物愛護センターで去勢手術を行い、麻酔からさめるときにてんかん発作を起こした、との共有を受けています。

それから現在に至るまで発作を起こしたことはありませんが、獣医師によると、「発作は年に1回のこともある。麻酔誘発性ということも考えられる。現状では、“以降の◯ヵ月で発作はない”としか言えない」とのことです。

そのため、今後も発作を起こす可能性がある、という認識は必要です。

募集概要

コナンの最新の様子

コナンの普段の様子は、保護っこ日記でご覧いただけます。また、XやInstagramでも随時、情報を発信しています。よろしければフォローお願いします！