幸太郎(14歳・♂)トイプードル

「飼い主さまがご病気のため要介護状態となり、犬のお世話ができず困っている」と地域包括支援センターから相談を受け、当団体でお引き受けして里親さまを探すことになりました。

14歳にして初めての大きな環境の変化ということで最初は戸惑いもありましたが、今では本来の穏やかで甘えん坊な姿を見せてくれるようになりました。

おじいわんだけど超絶ラブリーで甘えん坊。そんな幸太郎の里親さまを募集します。

性格

とっても穏やかで、人間が大好きな甘えん坊です。預かりボランティアさん宅では、ボラさんの後をついて回って“ストーカー化”しているくらい(笑)。

白内障のため視力は良くないと思われますが、人の気配を感じるとトコトコと寄ってきて、「なでて」と足元に寄り添う姿はたまらなく愛おしいです。抱っこも大好きで、腕の中で安心しきって身を委ねてくれます。

一方で、時には自分の意思をしっかり通そうとする頑固な一面も(とはいえ嫌がって噛んだりすることはないのでご安心ください)。感情表現が豊かになってきたのは、心が満たされてきた証拠だと思っています。

ごはん

保護してすぐの頃は食欲も減退気味、かつフードの選り好みもあり、食がなかなか進みませんでした。

でも、預かりボランティアさん宅で穏やかな生活を送るうちに食欲は戻り、また食の好みも把握できるようになって、今は食べることが大好き!幸太郎にとって一番の楽しみになっています。

現在は、ドライフードを中心にセミモイストフードとウェットフードを併用しながら与えています。毎食「まだかな?」とソワソワしながら待つ姿は、シニアとは思えないほどの活気にあふれています。

ただし、フードは限定的です。というのも、血液検査の結果、肝臓の数値があまり良くないため、低脂肪フードだけを与えています。

散歩

日々の散歩は大好きで、スムーズに歩いて鼻をクンクンさせての“クン活”を全力で楽んでいます。

視力が弱いせいかバイクや車の音は苦手で、かつ障害物への注意も必要ですが、リードを通して優しくガイドしてあげれば安心して散歩を楽しめます。

ただし、健康状態の項目でも記していますが、両後ろ脚に不安があるため、段差を昇り降りしたりなどの負担をかけないように注意が必要です。

トイレ

おしっこは室内外のどちらでも、うんちは外でします。

トイレは、視力が弱いせいもあってか使うのが難しく、室内ではマナーベルトを着けています。

ただ、膀胱炎になったことがあるので、マナーパッドをこまめに交換したり、マナーベルトを外す時間を作ったりして、清潔に保つようにしています。

留守番

大きな分離不安はなく、お留守番は比較的上手にできます。

留守番時はサークル内で過ごしてもらっていますが、ほとんど寝ているため、静かに待っていてくれます。

他の犬との関係性

お散歩中のワンちゃんにも積極的に近づいてあいさつできる社交的なコです。ボクサーくんにも、柴くんにも、チワワちゃんにも、パグちゃんにも(笑)。

預かりボランティアさん宅には同居犬はいませんが、一次保護宅ではぶんたと一緒に過ごしていました。

基本的にぶんたとは離れて過ごしていたのですが、気分で(?)寄り添って寝てみたりと、とてもマイペースに過ごしていました。

健康状態

当団体でお世話をする間に、膀胱炎や大腸炎になるなど、一過性の不調が出ることもありましたが、都度、服薬などのケアをして治療は完了しています。

また、保護時の健康診断で「脾臓に腫瘤あり」と診断されたのですが、脾臓の摘出手術は完了しており、現在は心配のない状態になっています(腫瘤も良性のものでした)。

ただそれでも、14歳という年齢もあり健康状態についての懸念点がいくつかありますので、下記をご参照ください。

  1. 白内障
  2. クッシング症候群の疑い
  3. 前立腺過形成
  4. 口腔環境が悪い
  5. 左後ろ脚:過去に股関節骨頭切除術の痕
  6. 右後ろ脚:股関節脱臼

白内障

白内障のため、幸太郎は視力は良くないと思われます。

本人はそれをあまり気にすることなくずんずん歩いてしまうので、散歩時など段差や障害物が近づいたらリードをコントロールして転んだりぶつかったりするのを予防しなければなりません。

また留守番をさせる際は、段差がないスペースを用意したり目を傷つけそうな箇所をカバーしたりといった工夫が、ケガの予防のために必要です。

クッシング症候群の疑い

健康診断の結果、「肝臓に影がある」「ALPの値が高い」「副腎がやや大きい」と指摘され、また普段から多飲多尿であること、皮膚が薄いことなど、クッシング症候群の特徴が当てはまっています。

肝臓の数値が高いためウルソを服用しており、経過を観察しているところです。

前立腺過形成

保護時、未去勢だった幸太郎は、未去勢の老犬によく見られる前立腺過形成の状態でした。当時、少量のおしっこを頻繁にしていたのですが、この影響だったと考えています。

ただし、脾臓の腫瘤摘出手術と同時に去勢手術も行っており、頻尿などの症状も徐々に治まってきています。

口腔環境が悪い

歯石がたくさん付着しており、口臭があります。スケーリングも検討していますが、幸太郎の体調次第の面もあるため、現在は日々のデンタルケアで様子を見ています。

左後ろ脚:過去に股関節骨頭切除術の痕

過去に股関節骨頭切除術を受けた痕が見られますが、現在、本人は痛がったり気にしたりする様子はありません。

手術痕自体はキレイとのことで、施術の腕の確かな病院で手術を受けたであろうこと、また高額な手術ということも考えると、前の飼い主さまに大切にされていたことが伺えます。

右後ろ脚:股関節脱臼

一方で、右後ろ脚は常に脱臼している状態です。こちらも本人は気にしたり痛がったりする様子もないため、長年、この状態で過ごすうちに慣れてきたのではないか、と推察しています。

いずれにせよ、両後ろ脚の状態は良くはないため、強く触ったり引っ張ったりしないように注意が必要です。

最後に

幸太郎は、前の飼い主さんからめいっぱいの愛情を受けて犬生を歩んできました。そのおかげで、とても人を信頼し、また甘えてきてくれます。

だからこそ、これまでと同様に、たくさんの愛情で包んでくださる家庭で過ごしてもらいたいと願っています。

幸太郎のすべてを受け入れ、最期まで寄り添ってくださるあたたかいご家族さまからのご応募をお待ちしております。

募集概要

  • 募集番号:219n
  • 仮名:幸太郎
  • 犬種:トイ・プードル
  • 性別:オス(去勢手術済)
  • 年齢:14歳
  • 毛色:アプリコット
  • 体重:約2.5kg
  • サイズ:体長:約30cm、体高:約27cm
  • マイクロチップ:済み
  • 狂犬病ワクチン:R7年度接種済み(2025年12月26日)
  • 混合ワクチン:5種接種済み(2025年11月21日)
  • フィラリア検査:陰性(2025年11月17日)
  • フィラリア駆除:シーズン中毎月実施(2025年11月17日~)
  • ノミマダニ駆除:シーズン中毎月実施(2025年11月7日~)
  • 糞便検査:寄生虫陰性(2025年11月17日)
  • 血液検査:済み(2025年11月17日)
  • 腹部エコー:脾臓に約2cmの腫瘤あり、摘出手術済み(2026年1月15日)。肝臓に影(2025年11月17日)
  • その他:
    • 右脚:股関節脱臼、左脚:過去に股関節骨頭切除術を受けている
    • ALP、リンが高い(経過観察中)
  • お見合い場所:神奈川県横浜市

応募条件

14歳と高齢ということもあり、年齢制限を「70歳未満」とさせていただきます。

また、お住まいのエリアに関しても範囲を広げます(神奈川県横浜市の保護宅から車で片道3~4時間程度)ので、気になる方がいらっしゃいましたら一度、ご相談ください。

詳細はこちらのページでご確認ください。

幸太郎の最新の様子

幸太郎の普段の様子は、保護っこ日記でご覧いただけます。

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